G

 

どうも、こんにちは。

人間39と申します。

突然ですが、皆さんご存知だと思いますがこの世には二種類の人間がいますよね。

そうです、ゴキブリを見たことある人間とない人間です。

 

ゴキブリかよ。

 

 

 

 

※なお、この記事はお察しの通り某有名な昆虫が主題となっています。配慮のため写真の代わりに自前のイラスト等を載せますが、名前すら視界に入れたくないというお方、イラストはおろか概念さえ、存在さえ許せない方は今すぐ怒りと恐怖でパソコンを叩き割らないためにブラウザをバックすることを推奨します。また、ゴキブリという存在、もしくはその生命体に並々ならぬ愛情をお持ちの方、前世でゴキブリと運命の恋人でった方、ゴキブリと今現在家族あるいは親密な関係の方はこの記事内で件の生物に罵声や悪口を言っている箇所があるため、お気をつけください。それでも読むというお方、どのような結果になっても責任は負いませんのでご了承ください。何でも許せる人向け!

 

 

 

 

「G」「ゴキ」「カサカサいうやつ」「いっぱいいるやつ」「キモいやつ」「黒いやつ」などetc…数多の通り名をもつ、彼、または彼女ですが、僕は未だその姿を見たことがありません。

我が故郷の母なる大地、北海道には寒すぎて生息してないのです。

なので僕の中でゴキブリは漫画に出てくるやつ、とび森をほったらかすと出てくるやつという認識で止まっており、いわば都市伝説でありフィクションにしか出てこない、ラッキースケベと同じような立ち位置なのです。

 

 

妹欲しいよね

=ゴキブリ

 

 

 

 

 

さて、そんな僕もこの春から地元を離れ、日本の西の方に定住することになりました。

蛇口から汚水を出し、工事現場の音と深夜のパリピの大熱唱を聞きながら、だいぶ不便で楽しい生活をしています。

最近なぜか敷地内でちっこい蟹の死体を見ました。ここ内陸やぞ。

 

 

借りている下宿の隣の空き部屋のドア。
何をPLAYINGしているのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

僕の伸びすぎた前髪です。
なんで髪の毛って伸びるんですかね。



 

 

 

冷蔵庫って知ってますか?
北海道では使ったことがなかったです。
嘘です。

 

 

 

本音を言えばこの家賃がバカみたいに安い以外いいところがない下宿に住んでるのを結構後悔しています。

昔、西尾先生の展覧会に行って玖渚友のアクスタを買わなかったときぐらい後悔しています。

嘘です。あの時の方が後悔しました。

 

戯言だけどね。

 

 

 

 

 

 

それはさておき、僕は思いました。

ゴキブリってなんじゃい

 

なぜあんなにも嫌われているのか、なぜあんなにも親の仇のように思われているのか。

不思議に思いました。僕だったら泣いちゃいそうです。

 

私、気になります!

 

 

 

僕の数少ない知識では

  • 黒い
  • 一匹いたら10匹はいる
  • カサカサ動く
  • キモい
  • あったかいところにいる
  • 台所とかに出る
  • でかい
  • 飛ぶ
  • キモい

などでしょうか。

 

 

とにかくキモイ

 

 

という情報は様々な筋から入手しているので信憑性は高いでしょう。

それにしても飛ぶとは。

人間にすら許されていない飛行までできるとはゴキの力ってスゲー。

これでライフルとか使えたら黒の組織にいてもおかしくないのではないでしょうか。

 

 

 

3秒で描いたG
可愛くね?

まあ、実物を見ればそのキモさもわかるやろ。

 

 

そんなこんなで、

 

ウズ…ウズ…見てみたい…そして一回見たら二度と私の前に現れないでほしい………

そんな大スターと未だに夢に出てくる嫌だった中学の同級生に対する感情を混ぜ合わせた思いを抱いまま……

 

 

 

 

 

 

全然いねぇのな

 

 

全然いません。おかしなことにもう内地にきて一ヶ月が経つのに未だに姿を見ません。

滅んだんか?

私の知らない間に調査兵団に駆逐され、この世のゴキブリは滅んでしまったのでしょうか。

 

 

当人がいないのに下宿に置いてある例のブツ。
歓迎されているようだ



 

 

しかし、僕の好奇心はこんなことではおさまりません。

何かを始めるのに必要なのはチョコっとの好奇心だけでいい、と清水先輩も言っていました。

 

 

 

と、いうことで

 

 

借りてきました。

 

 

 

題名からしてこれ以上ないと思いました。

 

ちなみに定価は2400円+税です。

ゴキについて知りたい方は参考にどうぞ。

 

 

 

 

 

ぱら、ぱら

 

 

ふん、ふん、へー

 

 

ゴキブリは意外にも綺麗好きらしく、休息時間中はずっと毛繕いをしてるらしいですね。

綺麗好きな知り合いがいたら「ゴキブリみたいだね!」と言ってみましょう。

万が一に喜ぶかもしれません。

 

 

 

へー、ふーん

 

 

ゴキブリは実は美食家ジャンクフードも食べるらしいですが、セロリは食べないらしいとか、子供舌なんですかね。

子供舌な知り合いがいたら「ゴキブリみたいだね!」と言ってみましょう。

もしかしたら喜ぶかもしれません。

 

 

 

ほんほん、ほー

 

 

ゴキブリって脳が二つあるらしいので切断されても数週間は生きれるらしいですね。

脳が二つある知り合いがいたら「ゴキブリみたいだね!」と言ってあげましょう。

おそらく喜ぶと思います。

 

 

 

ふむふむ、ふむ

 

 

ゴキブリってめちゃくちゃ昔から存在してるんですね。

めちゃくちゃ昔から存在してる知り合いがいたら「ゴキブリみたいだね!」と言ってあげましょう。

きっと喜ぶと思います。

 

 

 

へむへむ、へーむへむへむ

 

 

ゴキブリって単体でも繁殖ができるみたいですね。

単体で繁殖できる知り合いがいたら、「ゴキブリみたいだね!」と言ってあげましょう。

絶対喜びます。

 

 

 

 

ここまで読んでみましたが、かなりゴキブリって有能ですね。

飛べて、綺麗好きで、美食家で、切断されても生きれて、生命力が強くて、単独で繁殖できる。

まさかここまでillでswagでパねぇhardcore(ハーコー)だったとは。

 

 

 

 

 



 

ポワンポワンポワン…

 

 

イマジナリーゴキブリ「やぁ」

 

僕「誰!?」

 

イマゴキ「きっと何者にもなれないお前たちに告げる」

 

僕「ディスティニー……?」

 

イマゴキ「お前は何ができる?」

 

僕「……え………?」

 

イマゴキ「この本でわかっただろう?

お前らがキモいキモいといっている我々はお前らよりも有能で、お前よりもしっかり生きているのじゃ。

お前みたいなボロいアパート住みで、休みの日は家に篭って鬱アニメを見てる大学生ごときに!何ができる!!!」

 

僕「……確かにそうかもしれない。

確かに僕は超絶生意気オタク陰キャの友達が地元にしかいないメガネかもしれない…!

でも、きっと君たちじゃできないことを僕はしてみせるよ!!!」

 

イマゴキ「それを聞きたかった」

 

僕「間黒男かよ」

 

イマゴキ「期待してるぜ。人間」

 

僕「!」

 

 

 

フォワフォワフォワン……

 

 

 

 

ハッ!夢…だったのか?

それにしてはやけにリアルな………

あっ

 





「 がんばれ  ゴキ 」

 

 

もしかして…ゴキブリからのお手紙!?

 

てか、字書けんだ………

 

 

 

 

 

実家のお母さん、元気ですか?

僕は一人で何とかやっています。

心配しないで。

ゴキブリから手紙ももらいました。

今度額縁を買おうと思います。

ほんと心配しないで。

僕より

 

 

 

 

そんなわけで、

ゴキブリさんは僕達に色々なことを教えてくれましたね…

この広い空、どこかで見守ってくれるでしょうか。

いつか会えるといいな。

ゴキブリさん、僕この地球で頑張ります。

 

 

 



☆今週の運勢☆

ゴキブリ座のあなたはゴキブリの友達ができます。

ラッキーアイテムはバファリンです。

 

 

 

 

sayonara

 

 

 

 

 

 

〈出典〉

『ゴキブリ大全』

著/デヴィッド・ジョージ・ゴードン

訳/松浦俊輔

出版社/青土社

 

この本の著者はゴキブリに敬意と感謝を抱いており、内容も面白かったです。

ただ、描かれているゴキブリの絵や図がバカくそリアルで私は薄目で読みました。